英国の国民投票

英国のEU離脱が決定した経緯には、国民投票がありました。そして今、ホンダや日産が世界生産体制見直しという名目のもと、工場を英国から撤退させる動きを見せており、従業員や近隣住民は「行かないで!ホンダ」のプラカードを持って行動を起こしているようだ。ホンダや日産に限らず、工場を英国以外に移してしまうリスクを分かった上で投票した国民って少数であって、EU離脱するかどうかを国民投票に委ねた副作用ともいえる。

英国の議員の選び方とか詳しくないが、国民の代表であれば議員に委ねる選択肢もあったように思う。現状の英国の国会議員にしたら、国民の意思表示も重視しないといけないし、企業移転等の経済の舵取りにも責任を負わないといけないという難しい立場に置かれてしまってる。

一番の過ちは、英国がEUに加盟した事で、これは間違いないw 英国は文化も独特で、その他大勢と交わるべきでなく1本でいくべきだった。しかし何をおもったかEUに加盟してしまった。これが歯車が狂いはじめた最初であって、そのツケが今である。英国が不幸なのは、世界経済がリセッション(景気後退)する時期と重なったことで、企業は逃げていくわ、世界経済は鈍化するわのダブルパンチを食らうことで、今後10年は試練が続こう。

大引け時点の基準値は、

日経平均で、21399円

マザーズで、933円

英国通貨のポンドは、FXトレーダーに人気で、ワタシもたまに触って思うことは、

「EUに加盟していなかったら今頃いくらだったのかな?」ということ。