おまけで土曜のジャンプ重賞「東京ジャンプステークス」の予想もしておりますw
よければついでにご覧くださいませ。
※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。
【 レース展望 】
査定1位はイクイノックス。海外帰りとなるが日程的に余裕をもったローテーションであり疲れも取れているだろうしケアも十分できていてそこの心配はなく当馬を中心としたレースが行われるのは間違いない。イクイノックスに心配な面で言えば馬という生き物のメンタル面で、同じ厩舎のスキルヴィングが残念な事になった影響がイクイノックスにあるのかどうか?って事だ。仮に世界トップの野球選手であるエンジェルスの大谷選手であってもチームメイトが突然なくなれば動揺はするだろうしいつもと同じ精神状況で試合に臨めないだろうことからイクイノックスにもこういった影響が現れるとしたらラストの直線で競り合う時にふと力が抜ける可能性はあるかもしれない。その点を含めこの馬に関して言えば自分との戦いに尽きるといえよう。
穴っぽいのはダノンザキッドとドゥラエレーデ。
ダノンザキッドは3番枠+北村友騎手できっちり内ラチ沿いを1周しそうで最も阪神内回りの恩恵を受けるのはこの馬だろう。馬体もパンパンの5歳馬でフィジカル的にはピークを迎えておりイクイノックスと比べるとキレ負けこそするが馬力では負けてない。また国内外のトップホースとレースをしてきており戦ってきた相手でみれば今回のメンバー随一で大舞台であればあるほどその経験が生きてくるはずだ。
ドゥラエレーデは先行脚質でありながら大外17番枠となったが、これが逆に良い方に出そうな気がする。古馬に混じって今まで通り先行したとしても後ろからのプレッシャーに潰されるだけだろうが幸騎手はスタート後に大外枠からプッシュして無理にポジションを取りにいかないはずで道中で脚をためれればラストで53キロの斤量が生きてきそう。調教も良い動きをしていて鞍上も「思っていたよりいい。1完歩が大きい」等、色気を持っていそうなテン乗りの幸騎手が当馬の新味を引き出しそうな予感はある。イメージとしてはアカイイトのような捲り気味に4角に進出する絵が浮かぶ。ただ若い調教師は「スタートは良いので前のポジションを取りたい」と柔軟性のないコメントをしていて残念。
今回イクイノックスの対抗に見られそうなジャスティンパレスだが正直イクイノックスとジャスティンパレス含めた4歳以下の馬との勝負付けは済んでいる。イクイノックスとの勝負論で言えば5歳以上ということになろうがここでも何かしらイクイノックスの自滅っぽい要素が必要となる。当日のパドックで入れ込んで若さを見せるとか反対に妙に落ち着きすぎているような感じであれば確率は少し下がるが、キビキビと今まで通りに周回しているようなら85%くらいの確率で勝つのではないだろうか。
さらに血統的な観点から違う角度で見てみよう。
世界ランク1位の馬に対抗しようとするには血の後押しが必要で阪神コースであればそれはディープ産駒になろう。(一時の阪神はディープ産駒が勝ちまくっており特段相性のいいコース)
今回のメンバーでディープ産駒は、
アスクビクターモア(阪神コース1戦1勝、菊花賞勝ち)
ジャスティンパレス(阪神コース3戦2勝、3着1回のオール3着内)
プラダリア (阪神コース3戦1勝、3着1回、菊花賞7着は距離の言い訳OK)
の3頭となる。
馬券的にはイクイノックスに対して上記3頭の内どれかが絡み、さらに全頭の中から展開や流れ次第でもう1頭が紛れて3着内が確定するイメージもひとつの馬券シナリオとして成り立つ。
◎ 5 イクイノックス
◯ 3 ダノンザキッド
▲ 11 ジェラルディーナ
△ 9 ジャスティンパレス
× 12 アスクビクターモア
× 17 ドゥラエレーデ
【 東京ジャンプステークス 】
◎ 10 ホッコーメヴィウス
◯ 2 トライフォーリアル
▲ 9 ジューンべロシティ
△ 11 グレートバローズ
× 5 ロードアクア
× 7 ザメイダン