2024サウジカップ予想

査定表は海外のレースにおいて情報の少ない中で作成しております

【 レース展望 】

まず日本馬だがレモンポップは少し危険な匂い漂う。前走チャンピオンズカップで外枠から先行して見事に勝利したがスンナリ先行できて中京コースも味方し何もかもうまく行ったようなレース内容であり本来1800は少し長いように思う。海外遠征初めてな上に脚質的に同型もいて苦戦を強いられる可能性が高いのではないだろうか?一方ホワイトアバリオを見る形になりそうなウシュバテソーロ・デルマソトガケ・クラウンプライドには大仕事を期待したい。

続いて外国馬を見てみよう。去年のこのレースの覇者パンサラッサとダブって見えるのはアイソレートだ。近2走はマイルで先行し2着を大きく引き離して勝利していて1800でどうか?だがスピード能力がありマークの薄いであろう当馬の逃げは波乱の目もある。ナショナルトレジャーは可能性を秘めた4歳馬で近4走は全てG1レースで5着→4着→2着→1着と走るたびに内容&結果ともに良くなっている上がり馬だ。1800はベストで今回も楽しみが大きい。前目&好位で運ぶ馬がほとんどの中で、それらをホワイトアバリオが飲み込むとすればそのホワイトアバリオをターゲットに距離を計れて乗れるセニョールパスカドールは怖い一頭。今回のメンバーで差し馬は2頭いて同じような事はもう1頭の日本馬ウシュバテソーロにも言えよう。

個人的にはホワイトアバリオが頭ひとつ抜けてる印象を持っている。JRAの日本発売オッズではウシュバテソーロとレモンポップなどが過剰人気すること必至でありホワイトアバリオはじめとする外国強豪馬のオッズに関心を持っている。2分弱を走って勝馬は15億円もの高額賞金をGETできるわけだが馬券を買う方も高額賞金目指して頑張りましょう(笑)

◎ 14 ホワイトアバリオ

◯ 13 ウシュバテソーロ

▲ 12 セニョールパスカドール

△  6 アイソレート

△  9 ナショナルトレジャー

×  3 ディファンデッド

×  4 デルマソトガケ

×  7 レモンポップ

2024フェブラリーステークス予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

現状のダート戦線における横綱クラスであるレモンポップ・ウシュパテソーロらが抜けた上に芝からの刺客&地方競馬大将クラスの参戦で混沌とした様相を見せている今回のフェブラリーステークスだが芝と地方の馬を別途クラス分けするとこうなる。

【 芝から参戦 】

1番手 ー カラテ

2番手 ー ガイアフォース

3番手 ー シャンパンカラー

シャンパンカラーは陣営こそ通用すると思っていての参戦だが内田騎手のコメントも「状態は整ったがこればっかり(初ダート)はやってみないとわからない。期待を次に(次戦は海外)繋げられるように頑張りたい」と歴戦のダート馬に数多く乗ってきた騎手にしては自信はそれほどなさそうで調教をみてもパッとしない。それに対してガイアフォースとカラテに関しては調教に活気がありガシガシとパワフルに坂路を駆け上がる姿はダート馬のそれと遜色はなく今回通用しても驚かない。カラテなどは540キロほどある馬体の全身を使って走る姿は迫力があって芝の馬とは思えないw

【 地方から参戦 】

1番手 ー スピーディキック

2番手 ー イグナイター

3番手 ー ミックファイア

3頭の中ではスピーディキックの調教に活気があり一番よく見えた。昨年のフェブラリーステークスを6番人気で6着となっていて季節的にもこの時期は調子が上がってくるタイプと見る。昨年のイメージは御神本騎手にも残っているだろうなかで継続騎乗できるのも混戦の中ではポジティブだ。イグナイターは西村敦騎手&最内枠で期待はさせる一方、ミックファイアは前走の東京大賞典で見どころなく終わっている中での中央初参戦はハードルが高そうだ。

上記、芝と地方から参戦してくる馬を評価してみたが馬券内はカラテとスピーディキックまで。やはり中央ダート馬の経験&能力が1枚上であるはずで買い目を広げるよりも馬券的にはここは割り切りたい。

構図としてはウィルソンテソーロとキングズソードの一騎打ちにオメガギネス&ドゥラエレーデが割って入るような力関係の中で展開や隊列でその他の馬が絡んでくるイメージが浮かぶ。ウィルソンテソーロは14番枠に入ったが前走などはゲートの反応が良くハナで競馬をしており今回も出遅れることはなさそうで好位を取れそうなのでキングズソードはこの馬を見る形で競馬をすることになりそう。そのキングソードは東京コースは初めてではあるが競馬場を選ばず好走しているので今回も対応するだろう。鞍上の岩田望騎手は(年齢的なこともあろうが)自らが主張してレースを支配するタイプではなく良くも悪くも遠慮がちに馬をエスコートしがちだがウィルソンテソーロを見る形になりそうな今回はそれがハマりそうだ。能力的にも横綱クラスの馬がいないことの恩恵をフルに受けるのはこの馬ではないだろうか。

◎ 11 キングズソード

◯ 14 ウィルソンテソーロ

▲  5 オメガギネス

△  4 ドゥラエレーデ

×  6 カラテ

× 12 スピーディキック

2023ホープフルステークス予想

おまけで暮れの地方ダートの大一番「東京大賞典」の予想もしております。

よければご覧くださいませ♪

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

有馬記念の距離2500に対して、ホープフルステークスは2歳馬の距離2000の戦いで簡単に言えば「若馬の有馬記念」みたいものなので馬券有力馬の考え方としては先週の有馬記念のブログに書いたことと同じアプローチになる。有馬記念の結果をモチーフにしながら考えてみよう。

大きくこの3つに焦点が当たろう。

1、4角でどの位置にいるのか?どのような形で入ってくるか?

2、ゲート第一歩、スタートの重要性

3、若馬の多頭数レース

まず有馬記念の結果をみてみるとこうなる。

【 ラスト直線の進路 】

1着馬ー内ラチから2頭分外

2着馬ー内ラチから1頭分外

3着馬ー内ラチ

4着馬ー内ラチから6頭分外

5着馬ー2着馬の後ろからラスト内ラチ4頭分外

【 4角進出位置 】

1着馬ー4角3番手

2着馬ー4角2番手

3着馬ー4角1番手

4着馬ー4角9番手

5着馬ー4角6番手

差しが決まるというよりは内も伸びるため先行馬・好位勢が有利で、差し馬であればいい形で4角に進出しないと勝ち負けに持込めないのは有馬記念の通りだが、2歳の場合は馬の実力差が大きいため有馬よりもレースの中身は大雑把な感じになるだろう。

スタートも重要になり、有馬記念での勝馬と2着馬の差はスタートから位置を取りに行ったスターズオンアースに対してソロっと出していったドウデュースの余力差だけでありスターズオンアースが内枠を引いていたら順位が逆になっていた可能性がある。有馬記念のテレビ解説で福永祐一調教師が言っていたのだが「出遅れて後方スタートになったのと、ゲートをまずちゃんと出て後方に下げたのでは脚の溜まり方・残り方が全然違う」と。2歳でキャリア1戦〜3戦程度では前走良いスタートを切ったからと今回がどうなるかわからないのが正直なところではあるが、この辺は「スタートセンスある馬+スタートに細心の注意を払える騎手」の人馬としてゲートイメージするしかなく馬券を買う人の競馬センスが試される。

また今回のメンバーにおいて多頭数レースを経験している馬は少なく多頭数で結果を出しているのはシンエンペラーとウインマキシマムのみで、ウインマキシマムの場合は序盤から先頭で押し切ったレースだったため多頭数関係なく実質的にシンエンペラーのみとなり実績を評価しないといけないだろう。一方でトリッキーな中山コースの中距離+多頭数レースでテン乗りの鞍上ムルザバエフに若干の不安もある。

◎  8 インザモーメント

◯  6 シンエンペラー

▲ 11 ショウナンラプンタ

△ 15 ウインマキシマム

△  1 ゴンバデカーブース

× 16 センチュリボンド

×  2 ヴェロキラブトル

【 東京大賞典 】

狙ってみたいのはドゥラエレーデとウィルソンテソーロだ。

ドゥラエレーデは前走チャンピオンズカップ3着。芝との二刀流だがダートはJRA未勝利勝ち&海外GⅡ(UAEダービー)2着&JRAGⅠ(チャンピオンズカップ)3着と3戦だけではあるがたまたまでは出せる好走歴ではなくダート適性は高い。そして今回は当馬の季節性に注視したい。昨年のJRA芝のGⅠホープフルステークスの勝馬であり芝とダートの違いはあれど、この時期はいかにも走りそうな気配がある。前走をみても勝馬レモンポップからコンマ3秒差とダートトップ処にスピードでは負けておらず狙ってみたい一頭ではないだろうか?

ウィルソンテソーロはチャンピオンズカップで上記ドゥラエレーデに先着の2着馬で初めての58キロの斤量をものともしない強烈な追い込みを見せて驚かせたが鞍上の原騎手は悔しさを見せておりGⅠの舞台でも「もっとやれた」手応えを持ったのではないだろうか?2走前に大井競馬場で行われたJBCクラシックで勝馬から1.8秒差の5着と大井競馬場への適正に不安こそあれど2走前と前走では馬の印象が違う部分もあり狙ってみたい。前走に続いて原騎手が手綱を持つが、変な色気を持ったりするとリキむことになるが自然体で乗れたなら一発まで。

◎  6 ドゥラエレーデ

◯  5 ウシュパテソーロ

▲  9 ウィルソンテソーロ

△  8 ミックファイア

×  1 キングズソード

2023有馬記念予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

イクイノックスとリバティアイランドがいない中でのベストメンバーともいえる今年の有馬記念。それぞれの陣営の思惑やレース展開をジャスティンパレスとタイトルホルダーの取り捨てとともに考えてみよう。

まずはジャスティンパレスから見えてくるものは何か?

ジャスティンパレスの鞍上は横山武史騎手だが、仮にこの陣営が好きに騎手を選んでいい立場であれば当馬でG1を含む4戦4勝のクリストフを指名しているはずだ。そのクリストフはスターズオンアースの鞍上になり、武史は本来はソールオリエンスの主戦騎手であったはずだがソールオリエンス陣営は川田騎手への乗り替わりを決断した。

まとめると構図はこうなる。

ソールオリエンス  ー 鞍上を武史から川田にスイッチ

ジャスティンパレス ー クリストフで4戦4勝の馬だが鞍上は武史 

スターズオンアース ー クリストフは当馬をチョイス

ジャスティンパレスはすでにG1馬でしかも4歳と成長余地を残しており有力な一頭ではあると思うが、思惑が交錯した3つの陣営の中ではジャスティンパレスは3番手扱いとなり他にもタスティエーラ・ドウデュース・スルーセブンシーズ・ハーパーなどがいることを考えれば馬券的には難しい立ち位置にいることになろう。

次にタイトルホルダーから見えてくるものは何か?

タイトルホルダーはレースの後に引退式を控えており当日の中山はタイトルホルダー向きの馬場に整備されるのかどうかは気になるところだ。差しがバンバン決まるような馬場にはならないと見るが、スターズオンアースのクリストフが「この馬は長くいい脚を使う」と言ってる通りレースは3角過ぎから動きそうな気配だ。そうなるとある程度タイトルホルダー向きに作られた馬場の恩恵は4角に勢いよく進出してきた馬に向くはずで、タイトルホルダーがアンアンバローズを前に見る形で4角手前でかわせるようならベストとなる。(レースイメージとすれば、リオリオン(今回でいうアイアンバローズ)の大逃げの展開になってロジャーバローズ(今回でいうタイトルホルダー)が勝った日本ダービーのような形)

3角からレースが動くシナリオがメインシナリオと考えているため前で運ぶ馬は飲み込まれる印象こそ持っているが、これは差しが決まる!との考えではなく、あくまでも4角にいい形で進出してきた馬が引退式を控えたタイトルホルダー仕様に整備された馬場を味方につけるだろうという見方である。アイアンバローズを先に行かせて4番枠からビクトリーポジションキープし悠々追走できれば余力を持って4角を迎えそうな気がする。

脚質から並びをイメージするとこうなる

【 レースを先導する馬 】

アイアンバローズ

【 先行脚質の人気馬 】

タイトルホルダー

ハーパー

【 好位脚質の人気馬 】

スターズオンアース

タスティエーラ

【 差し脚質の人気馬 】

ソールオリエンス

ドウデュース

ジャスティンパレス

スルーセブンシーズ

シャフリヤール

レースが動くきっかけを作るのはハーパー・スターズオンアース・タスティエーラの好位組か、焦った時の池添騎手あたりで、それらを見る形で進めるだろう人馬はレースを把握しやすく、届く&届かない等の事はあろうがアクセル処を間違えることはなさそうなことから勢いよく4角に進出→ラスト強襲の可能性はありそうだ。

◎  1 ソールオリエンス

◯  5 ドウデュース

▲  4 タイトルホルダー

△ 16 スターズオンアース

× 13 タスティエーラ

×  3 ホウオウエミーズ

2023中山大障害予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

◎  1 エコロデュエル

◯  3 マイネルグロン

▲  5 ダイシンクローバー 

△  2 ビレッジイーグル

×  8 ヤップヤップヤップ

×  4 ジューンベロシティ