FRB議長

米金融当局、引き締め政策から様子見姿勢を鮮明に!と、昨夜の出来事をうけて本日のニュース記事が多く出ています。トランプ大統領の思うがままにFRBも動かざるを得ないのかどうかは知らないが、さすがに政策の転換は半年程度早い気がしますけど、コレはコレでしょうがない。

現在の議長がパウエル氏で、近年で一番腰の据わらない議長といっていいだろう。ワタシなどは、FRB議長といえばグリーンスパン氏の印象が強い。リーマンショック下の議長で最後は後味の悪い感じとなったが、金融のプロ中のプロといってよく政治にも屈しないどころか、政治家は安心してグリーンスパンに任せていたし、投資家からの信頼も厚かった。リーマンショックを「100年に1度の金融危機」と言ったのはグリーンスパンだったように思う。

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グリーンスパンは、人を見る目もあったといえるのは、バーナンキにバトンを託した点で証明されてるように思う。バーナンキはヘリコプター・ベンよろしく、リーマンショックから米国経済を急回復させる。その次のイエレン氏は、景気循環の波にうまく乗って金融危機らしいものがなく極めて穏やかに任期を終えた。正直イエレンさんが危機下でどのような対応するか見たかった部分は大きい。

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そして今、パウエル氏が議長となっているわけだが、どこか頼りないw グリーンスパン&バーナンキから比べると、イエレン・パウエルは格が2つほど落ちる印象を受ける。そうゆう意味では米国も人材が育ってないのかもしれない。民間にはゴロゴロ素晴らしい人材がいるのに、当局にいないのは米国の長期的な問題かもしれない