2023凱旋門賞予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

成績面からエースインパクトが人気の中心になるのだろうが、それほど抜けた存在だとは思わずむしろ混戦と見る。その理由としてフクムが6歳馬で、その他14頭は全て3〜5歳の若い馬であることから騎手のエスコートやレース展開、馬場等含めて流動的な面が大きいように思う。中でも取り上げたいのはプラスデュキャルゼル・フリーウインド・ウエストオーバーの3頭だ。プラスデュキャルゼルとフリーウインドは日本からエントリーしているスルーセブンシーズを加えて今回出走する牝馬トリオのうちの2頭。プラスデュキャルゼルは地元フランス騎手レーディング2位(勝率では1位)のMバルザローナが鞍上で、フリーウインドは凱旋門実績際立つご存知Lデットーリで、女馬+名手でエースインパクトを1本マークして打ち負かしそうな気配を持っている人馬となる。また公式レーディングからエースインパクトを上回っているのはフクムとウエストオーバーでベタな言い方をすればエースインパクトをマークせずに自分の競馬をすればエースインパクトに勝てる馬が先の2頭ということだ。過去の日本馬が参戦した凱旋門賞のレースなどを見ても差し馬よりも好位&前目につけて運べる馬に良績が集中するレースであり脚質が差し系のエースインパクトに対して(鞍上Cデムーロも考えて乗るだろうが)前にいるであろうプラスデュキャルゼルとウエストオーバーには要注目とみたい。

◎  8 プラスデュキャルゼル

◯ 13 エースインパクト

▲  6 ウエストオーバー

△ 14 ファンタスティックムーン

△ 12 フィードザフレーム

× 10 フリーウインド

× 15 コンティニュアス

×  5 ベイブリッジ

2023スプリンターズステークス予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 この馬ピックアップ! 】

査定1位はナムラクレア。ポイントで頭ひとつ抜けたのはメンバーが小粒な分だけ当馬の信頼度が上がった感じだろう。ただ最内1番枠はやや波乱を誘発しそうな気がしないでもない。行ききりたい先行馬が3〜4頭程度いて内の当馬がそれを交わしながらゴールするとなると下がってくる馬を捌くか、または外に出す作業が必要となり鞍上的にはネガティブ。当馬にはG1レベルの能力は備わっていると思うがG1で結果が出ていないのは(5着・3着・5着・2着・8着)エスコートミスな面もある。また近3走では真ん中より外の枠になっており今回は久々の内枠となったのもやや不安で浜中騎手は「思いっきりの良さ」が魅力なのだが最内枠でそこを消さずに乗れるかどうか?と言ったところ。

査定4位のオールアットワンスに一発の予感。前走アイビスサマーダッシュを勝ったのだが直線1000メートルながら脚を溜めてドスンの味のある競馬は今回にも繋がるだろう。その前走ではホー騎手にオーダーが入っていたのが落馬の影響で石川祐紀人騎手に代役が回ってきての上記の満額回答で、さらに今回のG1続投になったことで本人もマイナスイメージは一切なくポジティブなまま乗ってきそうなのもアッと言わせそうな感がある。馬は1200戦やカーブがタイトなコースでも結果を出しておりコーナリングの心配はない。また5歳ではあるが怪我もあって通算11回しか競馬を走ってないのも可能性&本格化の面から魅力に映ろう。

穴っぽいのは査定2位のナランフレグ。去年は6番枠から3着に好走して今年は4番枠をGETした。行きたい馬も多くレース展開が流れそうなのも当馬に向きそうでダイアトニックやシュネルマイスターがいた昨年よりは明らかにメンバーレベルも手薄なだけに今年も波乱の使者になる可能性はある。近2走は2桁着順ではあるがこれも当馬の特徴で2年前は10着→2着、昨年は9着→3着等、秋のはじめに舞台問わずポンッと好走する意外性がある。脚質的にラストの追い込みに賭ける馬なので今回もラストは外に出してくることが予想される。当日の馬場状態で内が止まらないのか?外が伸びるのか?を確認したい。

◎  7 オールアットワンス

◯  1 ナムラクレア

▲  6 ママコチャ

△ 10 マッドクール

△  9 アグリ

△  4 ナランフレグ

×  3 ピクシーナイト

×  5 ウインマーベル

今週の予想レンジ

日経平均株価   33000円〜31800 円

マザーズ指数     760 P〜710 P

ダウ平均株価    34600〜33700

ナスダック指数   13700〜13000

S &P500       4380〜4280