◎ 1 ゼッフィーロ
◯ 11 アーティット
▲ 16 サリエラ
△ 6 プラダリア
× 7 ディアスティマ
× 13 セファーラジエル
【 日本ダービー記念特別コラム 】
「競馬とはどのような競技ですか?」と聞かれたらあなたは答えられますか?
「最も速く走る馬を決める競技です」と答えるのが正解です。
確かヨーロッパの貴族間で所有馬の力比べが発祥で、要は金持ちの道楽というか見栄の張り合いの延長線として生まれたのが競馬だったように思う。
歴史に忠実に1着の馬を決めるのが競馬としたら、馬券の買い方として勝馬をチョイスしていない複勝やワイドなどは問題外、単勝を複数頭分買ったり、ワタシもたまにやるのだが馬単の裏表を買うのは本来は邪道であるw 2着3着に複数流すのは良いが1着の予想を曖昧にしないのが競馬本来の買い方となる。(当然だが自分の金で買うわけで自分の好きなように馬券は買って良いw)
昨今は高額レースが多く生まれ、またダービー馬が古馬になって無惨な負け方をしたりして3歳頂上決戦の魅力が薄まっているような気もするが競馬の歴史を鑑みた時、ダービーこそ競馬の本質であり象徴ともいえるものです。さあ日本ダービーを予想しよう♡
※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。
【 この馬ピックアップ! 】
査定1位はソールオリエンス。3戦3勝の皐月賞馬で底を見せてないだけにダービーでも期待させる。だが鞍上の横山武騎手に食指が動かない理由は2つ。1つはギャンブルや勝負事における運や巡り合わせというもので本来武史はエフフォーリアでダービーを取れたはずでそれを逃してしまって勝利の女神はそう何度もやってこないんじゃないか?ということだ。もう1つは先のヴィクトリアマイルでのナミュールで不利を受けて感情丸出しのコメントで大一番を前にして気持ちの高ぶりが悪い方に出そうな気配であるということ。本来レースにおいては多かれ少なかれアクシデントは起きているはずで騎手はそれを腹の中で消化しながら仕事をこなしていく。落馬の危険があったにせよ思った事をそのままメディアに話す幼ないメンタルは心配でフルゲートの5番枠からゴチャゴチャとしたスタートから少しの不利で集中力が切れる可能性はあるし、スタートで不利はなくとも皐月賞のように出遅れるのも今の東京競馬場ではメリットはない。ソールオリエンスがダービーを勝ち切るかどうかは鞍上にかかるウエイトが大きいだろう。
スキルヴィングが査定2位。査定1位のソールオリエンスとのポイント差はワタシ独自で算出しているレーディングポイント差だけであり実質2強の構図である。新馬から東京コースのみ&全て2000以上の距離を重賞含みを3連勝のオール連対とまさにダービー仕様といったローテーション。また新馬から全て鞍上にクリストフを手配しているなどダービーに向けた陣営の並々ならぬ本気度が伺える。そもそも皐月賞をスルーしてダービーのローテーションを進言したのが木村調教師らしくダービーに自信があるとかないとかは置いておいたとしてもダービーに最も執着しているのは当馬陣営で間違い無く、馬もそれに応えて3連勝とベストの状態で大舞台に挑んでくることからアクシデントでも無い限り凡走は無いはずだ。
ハーツコンチェルトに穴気配。新馬から松山騎手が乗ってる馬で東京コースに勝ち星はないものの東京コースの重賞を2回走って2着&3着に好走しており舞台適性は高い。当馬の特徴として器用さの求められるコースより真っ向勝負を求められるコースの方が結果が出ているので地力はあるとみる。前走の青葉賞で勝馬のスキルヴィングとはコンマ1秒差であり、松山騎手はダービーでも有力馬になるであろうスキルヴィングとのコンマ1秒をどう乗れば埋めることができるのか考えているはずだ。
シーズンリッチに大駆けある。前走毎日杯を勝ち、上がり調子でダービー参戦。その毎日杯の鞍上は角田大騎手で3番枠からスタートしてプッシュプッシュw〜二の足〜道中は決してスムーズではなく重賞でそんな不細工な乗り方をしたらほぼ勝てないのだが馬はラストで馬群を割ってど真ん中から抜けてきた。今回は戸崎騎手へ乗り替わりで鞍上強化している。また今の日本競馬界でキタサンブラック産駒を凌ぐ結果を出しているドゥラメンテ産駒であることも強調材料で期待がもてよう。
津村騎手に期待をこめてメタルスピードに大穴の気配。追加登録してダービー参戦の背景には騎手の意見もあっただろう。新馬から今回で9戦目となり使いすぎのローテーションから3着内の可能性は低いかもしれないが近2走スプリングステークス3着&皐月賞4着の走りは明らかに競馬を覚えてきており評価できる。ワタシは先週のオークスでも津村騎手の馬をチョイス(ヒップホップソウル14番人気6着)している。今年の津村騎手は気持ちが前向きというか勝負に前向きというか一味違った印象を受ける。もしかしたら福永騎手が抜けた分、有力馬が回ってきていてそう思うのかもしれないが気にして見ている部分はある。
◎ 2 スキルヴィング
◯ 13 シーズンリッチ
▲ 5 ソールオリエンス
△ 11 ハーツコンチェルト
△ 12 タスティエーラ
× 3 ホウオウビスケッツ
× 8 メタルスピード
※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。
【 レース展望 】
査定1位は抜けた形でリバティアイランドとなった。極端に馬場が悪くなるとかレース前に極度の入れ込み&発汗とかレース中のアクシデントがない限り桜花賞組とリバティアイランドの勝負づけは済んでいると見る。というのも桜花賞では全頭がマイルの競馬をする中でリバティアイランドだけがオークスの予行演習をしてるような競馬でまとめてかわしているので5回走って1回負けるかどうかの力差があるのではないだろうか。過去の3冠牝馬であるデアリングタクト✖️松山騎手のコンビと比べてみても、リバティアイランド✖️川田騎手のコンビの方が人馬ともに一枚上であるはずだ。ただオッズ的にはリバティアイランドがすんなり1着では厳しいものがある。先週の京王杯SCは1番人気が飛んで、2番人気ー6番人気ー7番人気の決着で3連複は万馬券に届いていないだけにリバティアイランドが1着だと全ての馬券に妙技がなくなる可能性が高い。そこでリバティアイランドの取扱いは個々の判断として穴馬候補を何頭か上げてみたい。
まず桜花賞組から逆転の目のある条件としては「調教を充分こなしてかつ馬体重が2桁増」との馬としたい。やはりフィジカルに変化がないとやはり逆転は難しいだろう。該当したのは以下の4頭。
2 ライトクオンタム
12 ハーパー
16 ドゥアイズ
17 シンリョクカ
次に先々週&先週とマイルではあるがシャンパンカラーとソングラインともに強い東京コース実績があった馬がG1勝ちしたため「リバティアイランドと未対戦かつ東京コース連対実績のある馬」としたい。該当したのは次の3頭。
6 ゴールデンハインド
7 ヒップホップソウル
10 ソーダズリング
穴馬候補をいくつかピックアップしてみたが調教で一番よく見えたのがリバティアイランドで調教後の馬体重も10キロ増と心身ともに桜花賞馬が一番順調に成長しているように映る。加えて当日の天気予報は晴れて良馬場の見込みと死角はなさそうである。
◎ 5 リバティアイランド
◯ 9 コナコースト
▲ 17 シンリョクカ
△ 10 ソーダズリング
△ 2 ライトクオンタム
× 7 ヒップホップソウル
× 18 イングランドアイズ
× 1 ラヴェル