2024大阪杯予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

今年の大阪杯はJRAを代表するような主力騎手がこぞってドバイ遠征となり騎手の顔ぶれだけを見ると外国人もおらず地方のローカル重賞みたいになっている。例えばタスティエーラを例に見ると前走までDレーン・Rムーア・Jモレイラが騎乗しているのに対して今回は松山騎手であり、松山騎手が上手だとか下手だとかではなくこれまでより人馬の総合力は一段格落ちは間違いなくこれまでのタスティエーラと同等に見ることはできないだろう。(メンバーレベルも落ちているため今回も有力候補ではある)

そのようなメンバー構成&騎手レベルだからこそこれまで以上に鞍上のエスコートが鍵を握る。エスコート次第で恩恵を受けるのは斤量の恩恵をうける馬ではないだろうか?

取り上げるのは斤量56キロの以下の4頭。

 1 ミッキーゴージャス ー ミルコ

 5 スタニングローズ  ー 西村淳

 7 ハーパー      ー 岩田望

13 ルージュエヴァイユ ー 菅原明

なかでもハーパーは査定1位となっており中距離レースに信頼のおける友道厩舎に加えて岩田望騎手も前走を経験しているのも今回に生きそうだ。極端な道悪こそ経験はないが鞘重実績もあり距離・阪神コースもOKとマイナス材料がほとんどないのが今回強みとなるのではないだろうか。リバティアイランドに3冠を取られて対戦成績的に完敗となった3歳時のリベンジの意味でももう一度挑戦するためにも大阪杯の実績は必要となろう。

逆に危険な人気馬になりそうなのがプラダリアだ。走りムラのあるタイプで京都に比べて阪神コースは信頼度が一段落ちる。メンバーレベルは横一線で抜けた馬おらずの気持ちで乗れれば馬の持ち味を生かせそうだが必要以上に色気を持って上から目線で乗るようだと危うい。

近3走を3連勝しているミッキーゴージャス、前走こそ香港遠征で8着も2走前まで国内3連勝のローシャムパークは通常G1であればワンパンチ足りない感もあるが今回メンバーレベルであれば勢いそのままにやれていい一方、実績上位のソールオリエンスは馬具をどうこう言っており個人的には少し買いにくい印象を受ける。

◎  7 ハーパー

◯  2 ローシャムパーク

▲ 11 べラジオオペラ

△  3 タスティエーラ

△  6 ジオグリフ

×  1 ミッキーゴージャス

× 13 ルージュエヴァイユ

×  5 スタニングローズ

2024ドバイワールドカップデー予想

【 ドバイゴールデンシャヒーン 】

◎  9 ムーヒーブ

◯ 14 タズ

▲ 11 リメイク

△ 10 ナカトミ

△  3 ドンフランキー

× 13 シベリウス

×  1 ボールドジャーニー

【 ドバイターフ 】

◎ 10 メジャードタイム

◯ 15 ナミュール

▲  5 ドウデュース

△  8 ルクセンブルク

△ 14 ヴォイッジバブル

× 16 ナシュワ

×  4 ダノンベルーガ

×  7 ロードノース

【 ドバイシーマクラシック 】

◎  9 オーギュストロダン

◯ 12 リバティアイランド

▲ 10 エミリーアップジョン

△  4 レベルスロマンス

× 11 スターズオンアース

×   2 ジャスティンパレス

【 ドバイワールドカップ 】

◎  6 カビールカーン

◯ 11 ウシュバテソーロ

▲  7 ローレルリバー

△  4 デルマソトガケ

△  2 クルーピ

× 10 セニョールバスカドール

×  9 ニューゲート

× 12 ウィルソンテソーロ

2024高松宮記念予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

査定ではポイントを伸ばせなかったがソーダズリングに注目したい。当馬の前走は京都牝馬ステークスでスプリントG1実績のあるナムラクレアと一騎打ちだったのがここの走りがとても印象的だった。ともに目標は先なのでソーダズリングもナムラクレアもメイチ仕上げではないだろうがナムラクレアが必死に追っていたのに対してソーダズリングは終始スムーズというか仕掛けの合図を受けた後は馬が自分で進んで行った感があり着差以上に能力差を感じた。極端な話、内と外のゲート差等に極端な有利不利な条件でない限りソーダズリングは1200でも1400でも1600でもナムラクレアに負けることはないように思う。ただこのイメージも鞘重までであり重や不良になるとG1での道悪実績のあるナムラクレアはじめ他馬との力関係は変化する。

今年の高松宮記念の鍵を握るのは馬場だろう。週末の天気予報から良馬場はなさそうで鞘重なのか重なのか不良なのかで順位は大きく変わりそうだ。前走重賞勝ちのトウシンマカオやウインマーベルにしても昨年の不良馬場で行われた高松宮記念では15着(トウシンマカオ)・10着(ウインマーベル)と大きく負けており今回も馬場次第で信頼度は大きく変わるはずで馬場の見極めが必要となる。そこで今回は出走馬の道悪への対応実績を簡単にまとめてみるとこうなる。

(ここでいう実績とは重賞の場合は3着内、OP以下の場合は勝利とする)

【 鞘重実績がある馬 】

 1 ビッグシーザー

 7 テイエムスパーダ

 8 ソーダズリング

 9 シャンパンカラー

13 ウインカーネリアン

15 ディヴィーナ

18 シュバルツカイザー

【 重実績がある馬 】

 2 マッドクール

 5 トウシンマカオ

11 メイケイエール

12 ロータスランド

16 ウインマーベル

【 不良実績がある馬 】

3 ナムラクレア

6 ルガル

調教などを見ると調子が良さそうな馬が多くしかもフルゲートな上に

馬場が流動的で馬券的に難解なG1となりましたが頑張って当てましょう!w

◎  8 ソーダズリング

◯  2 マッドクール

▲  6 ルガル

△  1 ビッグシーザー

△  3 ナムラクレア

×  5 トウシンマカオ

× 14 ママコチャ

2024サウジカップ予想

査定表は海外のレースにおいて情報の少ない中で作成しております

【 レース展望 】

まず日本馬だがレモンポップは少し危険な匂い漂う。前走チャンピオンズカップで外枠から先行して見事に勝利したがスンナリ先行できて中京コースも味方し何もかもうまく行ったようなレース内容であり本来1800は少し長いように思う。海外遠征初めてな上に脚質的に同型もいて苦戦を強いられる可能性が高いのではないだろうか?一方ホワイトアバリオを見る形になりそうなウシュバテソーロ・デルマソトガケ・クラウンプライドには大仕事を期待したい。

続いて外国馬を見てみよう。去年のこのレースの覇者パンサラッサとダブって見えるのはアイソレートだ。近2走はマイルで先行し2着を大きく引き離して勝利していて1800でどうか?だがスピード能力がありマークの薄いであろう当馬の逃げは波乱の目もある。ナショナルトレジャーは可能性を秘めた4歳馬で近4走は全てG1レースで5着→4着→2着→1着と走るたびに内容&結果ともに良くなっている上がり馬だ。1800はベストで今回も楽しみが大きい。前目&好位で運ぶ馬がほとんどの中で、それらをホワイトアバリオが飲み込むとすればそのホワイトアバリオをターゲットに距離を計れて乗れるセニョールパスカドールは怖い一頭。今回のメンバーで差し馬は2頭いて同じような事はもう1頭の日本馬ウシュバテソーロにも言えよう。

個人的にはホワイトアバリオが頭ひとつ抜けてる印象を持っている。JRAの日本発売オッズではウシュバテソーロとレモンポップなどが過剰人気すること必至でありホワイトアバリオはじめとする外国強豪馬のオッズに関心を持っている。2分弱を走って勝馬は15億円もの高額賞金をGETできるわけだが馬券を買う方も高額賞金目指して頑張りましょう(笑)

◎ 14 ホワイトアバリオ

◯ 13 ウシュバテソーロ

▲ 12 セニョールパスカドール

△  6 アイソレート

△  9 ナショナルトレジャー

×  3 ディファンデッド

×  4 デルマソトガケ

×  7 レモンポップ

2024フェブラリーステークス予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

現状のダート戦線における横綱クラスであるレモンポップ・ウシュパテソーロらが抜けた上に芝からの刺客&地方競馬大将クラスの参戦で混沌とした様相を見せている今回のフェブラリーステークスだが芝と地方の馬を別途クラス分けするとこうなる。

【 芝から参戦 】

1番手 ー カラテ

2番手 ー ガイアフォース

3番手 ー シャンパンカラー

シャンパンカラーは陣営こそ通用すると思っていての参戦だが内田騎手のコメントも「状態は整ったがこればっかり(初ダート)はやってみないとわからない。期待を次に(次戦は海外)繋げられるように頑張りたい」と歴戦のダート馬に数多く乗ってきた騎手にしては自信はそれほどなさそうで調教をみてもパッとしない。それに対してガイアフォースとカラテに関しては調教に活気がありガシガシとパワフルに坂路を駆け上がる姿はダート馬のそれと遜色はなく今回通用しても驚かない。カラテなどは540キロほどある馬体の全身を使って走る姿は迫力があって芝の馬とは思えないw

【 地方から参戦 】

1番手 ー スピーディキック

2番手 ー イグナイター

3番手 ー ミックファイア

3頭の中ではスピーディキックの調教に活気があり一番よく見えた。昨年のフェブラリーステークスを6番人気で6着となっていて季節的にもこの時期は調子が上がってくるタイプと見る。昨年のイメージは御神本騎手にも残っているだろうなかで継続騎乗できるのも混戦の中ではポジティブだ。イグナイターは西村敦騎手&最内枠で期待はさせる一方、ミックファイアは前走の東京大賞典で見どころなく終わっている中での中央初参戦はハードルが高そうだ。

上記、芝と地方から参戦してくる馬を評価してみたが馬券内はカラテとスピーディキックまで。やはり中央ダート馬の経験&能力が1枚上であるはずで買い目を広げるよりも馬券的にはここは割り切りたい。

構図としてはウィルソンテソーロとキングズソードの一騎打ちにオメガギネス&ドゥラエレーデが割って入るような力関係の中で展開や隊列でその他の馬が絡んでくるイメージが浮かぶ。ウィルソンテソーロは14番枠に入ったが前走などはゲートの反応が良くハナで競馬をしており今回も出遅れることはなさそうで好位を取れそうなのでキングズソードはこの馬を見る形で競馬をすることになりそう。そのキングソードは東京コースは初めてではあるが競馬場を選ばず好走しているので今回も対応するだろう。鞍上の岩田望騎手は(年齢的なこともあろうが)自らが主張してレースを支配するタイプではなく良くも悪くも遠慮がちに馬をエスコートしがちだがウィルソンテソーロを見る形になりそうな今回はそれがハマりそうだ。能力的にも横綱クラスの馬がいないことの恩恵をフルに受けるのはこの馬ではないだろうか。

◎ 11 キングズソード

◯ 14 ウィルソンテソーロ

▲  5 オメガギネス

△  4 ドゥラエレーデ

×  6 カラテ

× 12 スピーディキック