2025朝日杯フューチュリティステークス予想

(レース終了しましたので公開しています)

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

オッズ的にはアドマイヤクワッズ・エコロアルバ・リアライズシリウス(順不同)が3強のような構図になっているが「スムーズなら」という条件であればその通りと見ている。その3頭を詰めてみてみよう。

アドマイヤクワッズは優等生タイプで3着内と言う意味では一番馬券安心感がある。12番枠はややネガティブでありスタートで後手を踏むようなことがあるとリズムが狂うとこになるが偶数枠でもありスタートは決めるだろう。そうなれば揉まれる枠でもなくスムーズな競馬が出来そうでポテンシャルを発揮できるとみる。エコロアルバの前走鞍上でもあり相手関係の差し脚を計算できる坂井瑠星騎手と言うのもアドバンテージになろう。

決め手の面ではエコロアルバが最上位。スタートセンスや競馬センスといった面ではまだまだではあるがラストの豪脚は目を見張るものがあってストロングポイントを持っている強みがある。フルゲートではない14頭立てのレースになったことも当馬には追い風だ。松山騎手の腹も(乗り方)決まっているだろうことから思い切って当馬の良さを引き出せるはずだ。

リアライズシリウスは新馬から2連勝ではあるが競馬がやや大味な感じであり、またこの3頭の中で鞍上的に一番アドリブが効かないのは津村騎手だろうことからゲートを出てスムーズに序盤をこなすかが鍵となりそう。阪神JFで3着になったタイセイボーグやファンタジーステークス勝ち馬のフェスティバルヒルを負かしており能力は高いことは認めるがゲートも良くないし全体的に不確実要素が高いのも事実だろう。

上記3頭以外は展開のあやだと見るが穴っぽいのは鞍上込みでCデムーロのカヴァレリッツォと川田騎手のコルテオソレイユだろう。前者は前走でアドマイヤクワッズと同タイムの2着で走力の裏付けがあり、後者はいかにも今の阪神コースが合いそうな好位差しタイプである。

◎ 12 アドマイヤクワッズ

◯  3 エコロアルバ

▲ 13 リアライズシリウス

△  8 カヴァレリッツォ

△  7 コルテオソレイユ

× 10 ダイヤモンドノット

×  2 ホワイトオーキッド

2025阪神ジュベナイルフィリーズ予想

(レース終了しましたので公開しています)

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

全頭がスムーズな競馬ができたとして阪神1600の舞台であればアランカールが頭ひとつ抜けてる印象がある。ただそこは競馬であり真っ直ぐ走れない馬が多くいる中でのフルゲート2歳戦となれば、430キロ前後の馬(アランカール)が不利を受ければ一気に着順を下げてしまう恐れはあるだろう。取りこぼした騎手が言うレース後のコメント「4角の不利が痛かった」とか「4角でごちゃついた」とのパターンである。その点から枠順を気に掛けていたのだが4番枠となりやや乗りにくいか?スタートから出していく馬でもないが北村友騎手も後方でジッとしているような乗り方はしないはずだが基本的には末脚にかける感じのレースになりそうだ。

本命候補のアランカールがそのような運びになると、スムーズな競馬ができる先行勢やさばきやすい好位・前目でレースをする以下の馬にアドバンテージがあるだろう。

ミツカネベネラ

ギャラボーグ

アルバンヌ

マーゴットラヴミー

ヒズマスターピース

スターアニス

ラスティングスノー

日曜の関西地方の天気は降水確率80%の雨予報で、予報通りならば上記の脚質を持つ馬は天気も追い風にできるだろう。加えて調教でよく見えたタイセイボーグは17番枠と外枠に入ってしまったのはマイナスも伸び伸び走れることはプラスと言えよう。

◎  4 アランカール

◯  9 スターアニス

▲  5 ギャラボーグ

△ 17 タイセイボーグ

△  6 アルバンヌ

×  3 ミツカネベネラ

× 15 ラスティングスノー

×  7 マーゴットラヴミー

2025チャンピオンズカップ予想

(レース終了しましたので公開しています)

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

ダブルハードボンドはデビュー7戦消化した4歳牝馬。地方競馬(門別)で2着が1回あるだけで中央競馬は6戦全勝していて底を見せていない。6勝のうち中京コースは3戦3勝なのだが、これには訳があって中京のスパイラルカーブのコーナーリングが抜群に上手くスピードを殺さず回ってくるため2馬身差くらいならコーナーで一気に詰める(または引き離す)ことができる。そのセンスを十分に生かせる2番枠をGETも追い風だ。牝馬の好走実績が少ないレースではあるがそもそも牝馬のエントリーが少ない事も事実であり今回買っておかないと(今回勝ってしまうと)次走からのオッズ妙技がなくなるのでここが勝負処になりそうだ。ただ調教があまり良くないように映り、これは前走から中3週であることが調教メニューに当然影響していて前回がG3で、今回がG1だけに今回がさらに調子が上向く感じが理想なのだがそこまでな感じはない。前走の状態を維持して得意のコーナリングが発揮できる舞台でどこまでやれるかだが不安より期待が大きい。

ナルカミは前走のジャパンダートクラシックではスルスル〜とハナを奪って気持ちよく逃げて強い勝ち方だったが終始ノープレッシャーであり今回はさすがにマークされてプレッシャーの掛かる競馬になりそう。そこを打ち破って勝ち切ることができるかを試される一戦になりそうだが、(全6戦5勝で)唯一の敗戦が中京コースなのは心配な面ではある。ただ中京で7着になったレースは着順ほど負けてないことやデビュー2戦目と言うことで言い訳はきくだろうから極端なマイナス要素にはしない方がいいように思う。今回は12番枠でスムーズにハナを取れるかどうかが一つのポイントで現状はハナへ行って主導権を奪ってレースを進める形が最もこの馬の良さが出る展開なはずで、その形が作れるかどうかだろう。ちなみに調教が一番よく見えたのは当馬だった。

ナルカミ・ダブルハードボンドと共に人気になりそうなルクソールカフェは大外枠がネガティブと言うよりは癖が強い中京コースにおいて外国人のテン乗りと言うのは明らかにマイナス要素と見てバッサリ切りたい。また前走初ダートいきなりのJPN1で2着に入ったシックスペンスは今回はJRAメンバーがズラリと揃っているだけに前走のように簡単にはいかないだろうが寒い時期に好走実績があるだけに季節性は追い風になるか。本線はダブルハードボンドとナルカミの一騎打ちとみるが、どちらかが飛ぶような展開になるとG1実績のある古豪も多く馬券内に入っても不思議ではない馬は案外多いように思う。

◎  2 ダブルハートボンド

◯  8 ウィルソンテソーロ

▲ 12 ナルカミ

△ 14 ペプチドナイル 

×  9 アウトレンジ

×  3 メイショウハリオ

レース当日の午前中に買い目が追記されます。

【 買い目 】

2ー3・9・14ー8(3連単・3連複)

2ー3・9・14(馬単)

2ー14(ワイド)

2025ジャパンカップ予想

レースが終了しましたので公開しています

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

カランダガンの公式レーディングが130ポイントだ。(査定表のレーディングは筆者独自で算出しており別)公式レーディングで見るとマスカレードボールが121ポイントでクロワデュノールが120ポイントなので、中学生の運動会の中に高校生が1人(ダノンデザイル125ポイント)と大学生が1人(カランダガン)混じっているような構図になる。

普通ならば世界ランクTOPの馬であるカランダガンを基準に能力を測ればいいのだが、いかんせん日本の馬場への適応能力がどのくらいなものなのか未知数であり能力比較が難しい。ひとつの基準になりそうなのが去年のゴリアットだろう。良馬場で行われた昨年のジャパンカップにおいて外国馬最上位の6位になったのがゴリアットで、今回のカランダガンと同じFグラファール調教師の馬だ。おそらくだが陣営は昨年のゴリアットの走りから手応えを掴んでの参戦だろう。2024年のゴリアットの公式レーディングは125ポイントなので今年で言えばダノンデザイルと同じくらいの世界的評価を受けていたことになる。レーディング125ポイントで6位だったゴリアットを目安にすれば130ポイントのカランダガンは日本勢に10ポイント程度もの大きな差があることから当然勝ち負けを計算できるだろうと仮説を立てられるはずだ。

今年のジャパンカップの鍵になるのは馬が秘める「精神力」「メンタル」ではないかと見ている。そもそも「100」の走力があってもレースで「50」の能力しか発揮できなければ「50」の馬になってしまうわけで一発勝負のレースで「100」を発揮するには精神的にも完成されていなくてはいけない。今回人気が予想されるマスカレードボールは海外経験のない3歳馬で前走の天皇賞・秋ではゲート入りを嫌がる若さを見せた。それに対してカランダガンなどはパドック→返し馬→ゲート→道中→ラストの騎手からのGOサイン等、何をすればいいのかを全て分かっているはずで、そうでなければ世界NO1にはなれるはずがない。マスカレードボールが中学生番長だとすればカランダガンは欧州マフィアのボス的な貫禄であり対峙すれば動揺して下を向いてしまうのはマスカレードボールの方だろう。確かに前走の天皇賞・秋の走りっぷりを見たらジャパンカップで勝ち負けを期待してしまうがメンバーが違ってくればパフォーマンスも変わってくる可能性はある。そういった面からはタフな海外経験を積んでいるダノンデザイル・クロワデュノール・シンエンペラー・ドゥレッツァ・タスティエーラ・ダノンベルーガなどの評価を一段あげたい。

ダノンデザイルとクロワデュノールにしてみれば、カランダガンを打ち負かす絶好の舞台が東京2400であり出走する以上は世界ランク1位の馬だろうが負けられない。両馬とも東京2400で勝負できる実績はありフィジカルは問題ない。カランダガンだけでなく国内勢含めて楽勝することはありえなくラスト400→ラスト200→ラスト100とこの一年で成長した精神力の強さを馬が発揮できた時にはカランダガンに先着しているはずで有力なV候補と見ていいだろう。

最後はフィクションというか想像の世界なので馬券予想とは切り離して読んでもらいたいのだが、世界NO1ホースであるカランダガンをJRAが日本で行われる国際競走に受け入れてその世界NO1ホースの結果が8着とか10着となるとどうなるか?世界中のホースマンは「やっぱり日本の馬場は特殊なんだな」となるだろう。そうならないようにするために土曜日の東京競馬場のレースでの走破時計次第では日曜日朝にかけて散水する可能性があるのではないだろうか?極端な言い方をすればJRAが社運を賭けてカランダガン向きの馬場を作るんじゃないか?と見ているのは筆者だけであろうか。

◎  8 カランダガン

◯ 14 ダノンデザイル

▲  2 クロワデュノール

△  1 ジャスティンパレス

△ 15 マスカレードボール

×  4 ディープモンスター

×  5 サンライズアース

× 18 タスティエーラ

レース当日の午前中に買い目が追記されます。

【 買い目 】

8ー2・4・14・16・18ー1(3連単・3連複)

8ー4・16(馬単・ワイド)

2025マイルチャンピオンシップ予想

(レースが終了しましたので公開しています)

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

ジャンタルマンタルがマイルを制圧するのか?相手は揃った印象はあるがスタート良く→好位で織りあえて→終いをまとめられる点から、今の京都1600の一番伸びるコース取りができるであろう当馬に期待したい。センスのいい馬だけに好枠GETなら追い風になると思っていたが15番枠はややネガティブ。「さあ川田騎手、どうエスコートしますか?」と聞いてみたい心境で馬券というよりレースとしての面白味(深み)が一段増した印象がある。

アスコリピチェーノとラヴァンダの調教の動きが抜群でジャンタルマンタルを打ち負かすとすればこの2頭だろう。ともに4歳牝馬でこの辺で本格化するんじゃないか(してるんじゃないか)という動きをしている。しかも斤量面で男馬より2キロ軽いのはアドバンテージになりそう。アスコリピチェーノは海外で負けているだけで国内はG1含めてもオール連対の成績であって、その上でこの調教の動きであればアクシデントでもない限り凡走のイメージは浮かばないのが正直なところ。内目の5番枠をGETしてジャンタルマンタルを打ち負かす準備は整ったか?ラヴァンダは前走のアイルランドステークスを勝って臨戦過程では勢いを持ってここに乗り込んできており、こちらも凡走のイメージは沸きづらい。

穴っぽいのはトウシンマカオ。マイルG1は若馬時代に2戦してその後はスプリンター路線を主戦場にしてきた馬だがスタートがそれほど得意でもなく年齢も重ねたことでマイルにも十分対応できるはずだ。中京のコンクリート馬場でタイムを出していたビックアーサー産駒ということもあって当馬は高速決着に対応できる下地がある。鞍上は去年の当レースをソウルラッシュで勝った団野騎手でテン乗りも不安より思い切って乗ってくれるんじゃないかという期待の方が大きい。その団野騎手は追い切りでの感触も良かったようで「行きっぷり良かったがコントロールのきく範囲でした。噛み合えば一発あってもいいですよ」と解説者のようなコメントを残している(笑)

枠順を見て一発ありそうな気配がありそうなのはワイドラトゥールだ。この馬はどの道後ろから行ってドスンなので外枠はリズムよくスムーズ運べる枠はポジティブ。大外枠は鞍上的にも安心感を持ってレースに臨めるだろう。前走は京都1400のスワンステークスを勝ち馬と同タイムのレコードで駆け上がっていて北村友騎手と手が合いそうな脚質もあって一発の香り漂う。

◎  5 アスコリピチェーノ

◯ 15 ジャンタルマンタル

▲ 10 ラヴァンダ

△  9 エルトンバローズ

△ 18 ワイドラトゥール

×  1 トウシンマカオ

× 11 オフトレイル

×  6 ガイアフォース

レース当日の午前中に買い目が追記されます。

【 買い目 】

15ー9ー1・5・10・18

15ー1・9・18