今年のヴィクトリアマイルはノームコアが勝利した。高速決着と予想されてはいたが、驚異的なレコードで驚いた。一昔前の中京のコンクリート馬場を思い出すが、東京の馬場はカチカチって印象はなくグリップが効いてスピードに乗るんだろうと思う。
先週を振り返って見ると、晴天からの雹（ヒョウ）で大荒れの天気で当然ながら馬場は良から重へ。日曜には天気は持ち直したが流石に影響は避けられず牝馬のグランアレグリアは轟沈し、ダイワメジャー産駒のアドマイヤマーズが優勝しました。ダイワメジャー産駒はダートでも活躍馬が多く、マーズ向きの馬場になったのは間違いないと思う。
そして先週からは夏のような晴天が続き、冒頭で述べたように一転して超高速馬場となりました。馬券を買う上で馬場状態は大事な要素で、展開や持ちタイム、脚質がそれにリンクしてきます。
予想する上で精度をあげるには、年々馬場状態の見極めのウエートが増してきて、今日のヴィクトリアマイルにしても仕掛けるタイミングがよかったのは１着・２着のノームコアとプリモシーンだけで、少しでも仕掛けが遅れると勝負にならず、あれだけ飛ばしたアロエリットが５着となっています。
差し馬がダメ！というより、「仕掛ける前の位置どり」と、「仕掛けるタイミング」がワンテンポ遅れると、後ろからは無理なんでしょうね。天気予想を確認すると、来週の東京は金曜日・土曜日に雨マークとなっていてそこそこ降り、日曜日は晴れとなっています。
いよいよオークス→ダービーと前半戦のクライマックスとなります。馬場状態をしっかり見極めていい予想をして、いい結果を出したいものです。頑張りましょう！
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