ビジネスでもスポーツでも日々の生活でも、「波」はあるもので、いい時ばかりでもなく・悪い時ばかりでもない。もちろん相場にも当てはまるわけで、上昇と下落を交互に繰り返します。
スポーツ選手などがスランプに陥った時にすることは何でしょうか?基本に戻る!ということです。連休明けからの日経平均の約1000円安をみて、急速にマーケットのムードが悪くなっていますが、それにつられて自分まで同じような姿勢や視点になっていては投資で勝てないわけです。
自分が連休後の相場を横目にみながら考えているのは、「相場が下落する要素」についてです。基本的には、世の中は進化するものであり、人々の生活は便利になり豊かになります。それを織り込むようにマーケットも進むべきものなのですが、一本調子に上がるものではありません。
日本市場で言えば、近年の上げ相場を演出したのは「小泉・竹中の構造改革路線」「自民党政権復活(アベノミクス)」「トランプ相場」の3つです。
小泉・竹中構造改革の時は、個人トレーダーが登場し始めた時で、書店に様々な投資本が並びました。ですがその後の相場低迷で、投資本は影を潜め一部投資家は残りましたが多くの個人が姿を消すことになります
安倍さんが成長戦略を打つことができなかったので、実質的に安倍さんと関係のないのですがわかりやすくアベノミクスとしますが、この時にいわゆる「億トレーダー」が多く誕生しました。
そして今のトランプ相場では、ボラティリティの高い相場になっています。だいたい相場の終焉ってのはボラが上がります(苦笑)
上昇相場と調整相場が波打って動くのがマーケットですが、基本に戻って「下げの要因」を探ってみたいと思います。
明日に続く
大引け時点の基準値は、
日経平均で、21339円
マザーズで、911円