半日取引だった昨夜のニューヨーク市場は一方的に買われて史上最高値を更新しました。9ケ月ぶりの高値更新ですが今回の高値更新には2つの意味があります。
1つは景気後退局面における高値更新ということです。つまり利下げ期待を折り込みにいってのことですので材料としては弱く、数ケ月続く上昇局面ではないと思います。
2つ目は需給においては良好で、高値更新を甘く見てはいけないはずでショートは需給が崩れてからで間に合うということです。逆にいうと需給が支えているだけの上昇トレンドを形成していくとしたら、それさえ崩れれば急落が待っている確率が高いということです。
一旦は高値更新してくれた方が相場やるにもスッキリするしやりやすい気はしますが、問題はここからですね。
NY市場だけが強い印象で、外部要因的には貿易・地政学共に何も変わっていない状況での高値更新ですが、これらの材料は真新しさはないため今まで通りの材料が出たからといってショートするのは危険があるでしょう。
今回の高値更新が年半ばですので、これが年後半まで続くとは思えないことから、去年同様に年後半は失速しそうな気がしてました(笑)
お名前.com大引け時点の基準値は、
日経平均で、21696円
マザーズで、917円
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