※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。
【 レース展望 】
実績面からはシュネルマイスター・セリフォス・ナミュールらが人気になろうが査定的には抜けてはおらずやや波乱含みを予感させる。査定1位のシュネルマイスターは今が完成期であり来年になるとマイル戦線で一段下がる可能性もあり陣営としても前走叩いて本丸のココで結果を求めており当然の勝負気配。査定2位のセリフォスはローテーションがぶっつけながら調教の動きは上々とレースに間に合った印象を受ける。初めての京都コースがどうかというのはあるが引っ掛かる馬ではないので対応するだろう。査定3位のナミュールは前走で結果を出していよいよG1勝ち負けを計算できるだけの状態でエントリーしてきた。この馬は騎手のミスリードであったりレース中に不利を受けたりとツイていない場面も多く、その面においても今回のRムーア騎手は心強く印象的にも人馬の相性は良さそうで大外枠となったが枠なりのスムーズな競馬になりそうだ。これらの有力馬3頭を飲み込みそうな馬が今回いてそれがソウルラッシュ。過去にシュネルマイスターやセリフォスに直接対決し負けているが前走は59キロを背負って中山の坂を33.6で駆け上がって末脚に磨きがかかってきたのに加えて、これまでは後方からドスンの競馬で一線級相手には届かずだったのだが前走などはゲートよく好位で折り合っており本格化したのではないだろうか?加えて鞍上はモレイラで信頼度は上がっているのも魅力。
ざっくり4頭の能力イメージをまとめるとこうなる。
シュネルマイスター すでに完成形、G1級
セリフォス ほぼほぼ完成形、G1級
ナミュール G1級手前も成長余地あり
ソウルラッシュ G1級手前も前走で本格化→今回爆走?
その他では調教の動きが良かったエルトンバローズとマテンロウオリオンに注目したい。エルトンバローズは坂路をリズミカルかつ素軽い動きで駆け上がっており非力感があるとこうは映らないはずで前走の毎日王冠勝ちを軽視してはいけない気がする。マテンロウオリオンは流れるような柔らかい動きで鞍上的に買いにくい面はあるものの波乱があるとすればこの馬の出番だろう。
◎ 1 ソウルラッシュ
◯ 9 シュネルマイスター
▲ 11 セリフォス
△ 16 ナミュール
× 7 エルトンバローズ
× 10 マテンロウオリオン