2025NHKマイルカップ予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

率直に言って大混戦で予想が難しいと言っていい今年のNHKマイルカップ。スムーズに運ぶことができて流れと展開を味方につけた人馬が勝つことになりそうで実質的に横一線と見ていいだろう。

そんななかで狙ってみたいのは2頭でまずはバンジャタワー。当日は晴れ予報であるが前日までが大雨で馬場が味方するのは当馬ではなかろうか?1400ではあるが東京コースの鞘重で行われた京王杯2歳ステークスの勝ち馬である。前走はファルコンステークス4着だったがコンマ1秒差であり当馬が1番人気に支持されていた。先週行われた京王杯スプリングカップの勝ち馬トウシンマカオはマイルの馬というよりもスプリンターの馬なのだがレコード勝ちを収めたようにバンジャタワーもマイル実績こそないがタワーオブロンドン産駒ということを含めて好走イメージが浮かぶはずだ。当然ながら前走が仕上げのピークではなく叩いて実績のある東京コースに乗り込んできたのは陣営のスケジュール通りのはずでここで馬券を買ってこその馬ではないだろうか?

もう一頭はモンドデラモーレだ。鞘重の東京1800コースを新馬勝ちしている馬で今回は杉原騎手から戸崎騎手へバージョンアップして馬の走りに変化を期待できる一頭だ。感触も良さそうで戸崎騎手からは「いい動きだった。先週からいい状態をキープできている」「NHKマイルカップでも勝負できると思う」と前向きなコメントが出ている。2走前のジュニアカップでは毎日杯の勝ち馬でダービー最有力候補とみているファンダムにコンマ1秒差(ファンダムの2着で3着馬には2馬身以上離す)となっておりポテンシャルの裏付けはある。

穴候補はチェルビアット。前走桜花賞時にダークホースとして紹介した馬でその前走では12番人気で6着。レース後の鞍上北村友騎手のコメントは「イレギュラーな動きがあってもったいなかった」「(前でイレギュラーな動きがあり)引っ張った。馬に申し訳ない」というもので悲観するものではないだろう。今回は来日中のマイケル・ディー騎手がテン乗りで挑むのだがここは未知数で情報を持ち合わせていない。テクニックや日本競馬での経験で言えば北村友騎手より劣り鞍上からは勝負気配こそ伝わらないが、しがらみの無い中で思い切って乗れるのはプラスであり、G1戦線で外国人が活躍している流れはモレイラ→レーン→ディーか?(笑)

◎ 11 バンジャタワー

◯  8 アドマイヤズーム

▲  1 モンドデラモーレ

△ 18 コートアリシアン

△ 15 アルテヴェローチェ

×  3 チェルビアット

×  5 ランスオブカオス

今週の予想レンジ

日経平均株価     37600円〜36000 円

グロース250    700 P〜650 P

ダウ平均株価    42100〜40000

ナスダック指数   18500〜17100

S &P500        5820〜5520 

ドル円      147.20〜143.60

ポンド円     195.00〜191.20

2025天皇賞・春予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

雨でも降って馬場が荒れれば波乱の要素も出てくるが週末の京都は晴れで良馬場が濃厚。そうなればヘデントールとサンライズアースの一騎打ちだろう。同世代の2頭はヘデントールは菊花賞2着&前走ダイヤモンドステークスの勝ち馬で、サンライズアースはダービー4着&前走阪神大賞典の勝ち馬である。他にもG1実績でいえばジャスティンパレスとブローザホーンがいるが共に6歳、競走馬としてはピークアウトしたとみていいだろう。サンライズアースは圧巻の走りだった前走の阪神大賞典からワンランク上がったG1戦となるわけだが正直メンバーレベルはそれほど変わってないわけでここでも前走の再現があっていい。対するヘデントールはダイヤモンドステークスを圧勝したもののそのメンバーレベルはG3そのもので初めて背負う58キロ含めてハードルがあがろう。レースではヘデントールが前にサンライズアースを見る形で進みそうでラスト200メートルの勝負となりそうだ。阪神大賞典のようにサンライズアースが一方的に突き離す展開にはならずヘデントールが襲い掛かって捉えるか?サンライズアースが逃げ切るか?になりそうだが、7戦走って3勝する一方で二桁着順も2回あるサンライズアースの戦績ムラが気になるところではあるが臨戦過程からもサンライズアースが押し切ると見る。ただ鞍上が池添騎手に対してヘデントールがDレーン騎手なのは騎手リスクはあるだろう。プレイヤーとしてG1の時だけ頑張ればいいとか重賞の時だけ集中力を高めて結果を出せるようなものではなく日々どれだけ自分と向き合って鍛錬できているかがここ一番の勝負の分かれ目とすれば酒の席で後輩と喧嘩してるようじゃまだまだで池添騎手本人が「乗り難しいところがある」という馬をG1の舞台でどうエスコートするのか?相手関係というよりもサンライズアースと池添騎手、池添謙一という人間が「騎手・池添謙一」とどう対峙するかが問われよう。

穴っぽいのはプラダリアだ。プラダリアというよりも松山騎手へのオファーが陣営のやる気を感じさせる。京都コースは得意でもないが不得意でもなく3000超の距離も菊花賞(7着)しか経験がないが今回のメンバーであれば上記2頭以外であれば全然勝負になりえるはずだ。掛かる馬でもないので前を行くであろうサンライズアースとの距離を計りながら道中をリラックスして進めるならばラストで喰らいつく人馬と見る。本来ならもう2、3頭の穴馬をピックアップしたいところだが実績馬はピークアウト、その他の馬にしても3200の距離や斤量58キロが影響しそうであり勝負付けが決まった後の展開のアヤで実績馬含め紛れる馬が出てきそうであるとの程度に留めておきたい。

◎  5 サンライズアース

◯  6 ヘデントール

▲  7 プラダリア

△ 11 マイネルエンペラー

× 15 ハヤテノフクノスケ

×  3 ブローザホーン