2023オークス予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

査定1位は抜けた形でリバティアイランドとなった。極端に馬場が悪くなるとかレース前に極度の入れ込み&発汗とかレース中のアクシデントがない限り桜花賞組とリバティアイランドの勝負づけは済んでいると見る。というのも桜花賞では全頭がマイルの競馬をする中でリバティアイランドだけがオークスの予行演習をしてるような競馬でまとめてかわしているので5回走って1回負けるかどうかの力差があるのではないだろうか。過去の3冠牝馬であるデアリングタクト✖️松山騎手のコンビと比べてみても、リバティアイランド✖️川田騎手のコンビの方が人馬ともに一枚上であるはずだ。ただオッズ的にはリバティアイランドがすんなり1着では厳しいものがある。先週の京王杯SCは1番人気が飛んで、2番人気ー6番人気ー7番人気の決着で3連複は万馬券に届いていないだけにリバティアイランドが1着だと全ての馬券に妙技がなくなる可能性が高い。そこでリバティアイランドの取扱いは個々の判断として穴馬候補を何頭か上げてみたい。

まず桜花賞組から逆転の目のある条件としては「調教を充分こなしてかつ馬体重が2桁増」との馬としたい。やはりフィジカルに変化がないとやはり逆転は難しいだろう。該当したのは以下の4頭。

 2 ライトクオンタム

12 ハーパー

16 ドゥアイズ

17 シンリョクカ

次に先々週&先週とマイルではあるがシャンパンカラーとソングラインともに強い東京コース実績があった馬がG1勝ちしたため「リバティアイランドと未対戦かつ東京コース連対実績のある馬」としたい。該当したのは次の3頭。

 6 ゴールデンハインド

 7 ヒップホップソウル

10 ソーダズリング

穴馬候補をいくつかピックアップしてみたが調教で一番よく見えたのがリバティアイランドで調教後の馬体重も10キロ増と心身ともに桜花賞馬が一番順調に成長しているように映る。加えて当日の天気予報は晴れて良馬場の見込みと死角はなさそうである。

◎  5 リバティアイランド

◯  9 コナコースト

▲ 17 シンリョクカ

△ 10 ソーダズリング

△  2 ライトクオンタム

×  7 ヒップホップソウル

× 18 イングランドアイズ

×  1 ラヴェル

2023ヴィクトリアマイル予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 この馬ピックアップ! 】

査定1位はソダシ。東京実績もマイル実績も道悪実績もあって鞍上は世界クラスのダミアン。それらに加え陣営からは「少女から女優になった」「素晴らしい動き」等の良い事ずくめのコメントが逆に不安に思っていたところで大外枠ゲットwただしコレで人気が落ちるなら狙いたいところで良くも悪くもスタートをちゃんと出れれば大外であっても好位は取れそう。ゲート次第なのだが調教等の動きはキビキビしており馬の気配は前向きでゲートで出遅れる心配はなさそうだ。それらを考慮したとしても大外枠の事実はあるため当馬以上に隙のない競馬をした馬がいる場合には取りこぼしはあろう。

穴っぽいのはナミュール。小さな馬だったがここにきて体重増が顕著で本格化の匂いもする。ハービンジャー産駒の当馬だが個人的なイメージではあるが同じハービンジャー産駒のディアドラが東京競馬場では抜群のキレを見せていた事もあり当馬の血筋を買いたい気持ちが強い。以前はゲートがいまいちで後ろからしか競馬ができなかった当馬も経験を積むにつれ好位を取れるようになりソツのない競馬ができるようになってきたのも一発を予感させよう。

ナムラクレアも浜中騎手のエスコート次第であるが穴っぽい1頭だ。東京コースは今回が初めてであるが左回りや雨にも強い。スプリントに適性があるのは結果が示しているが桜花賞3着以来のマイル戦がどうか?だが3歳時は引っかかっていていかにもスプリント向きって感じであったがレース経験を積んだ今ならやれるのではないか?G1含めて新馬以来掲示板を外したことがなくタイムにも裏付けられるように絶対的な走力は高いだけにスムーズな競馬できれば飛んでくるのはこの馬か。

◎  6 ソングライン

◯ 11 ナミュール

▲ 16 ソダシ

△  2 スターズオンアース

× 12 ナムラクレア

× 15 ルージュスティリア

×  5 スタニングローズ

2023NHKマイルカップ予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 この馬ピックアップ! 】

オオバンブルマイが査定1位だ。前走アーリントンカップは末脚キレて重馬場でラスト強襲したのが印象的でNHKマイルカップ当日も雨予報だがラストは問題なく脚が使えそうだ。400キロ前半の馬だが前走など見ると全然小さく見えず500キロ程度の2着馬・3着馬と同じくらいに見えるのも悪くない。枠は10番枠と絶好で包まれることなく4角に進出してきそうで武豊騎手のイメージの範囲での競馬になりそうなのもポジティブだ。東京コースはG2京王杯2歳ステークスを勝っており、マイル&重馬場は前走G3勝ちと若馬のレースの中において安心材料豊富。また調教後の馬体重は6キロ増で当日のパドックで小さい馬なりにふっくら見せる前走のような感じなら期待できよう。

クルゼイロドスルも走ってきそうな1頭で査定は3位。前走は中山マイルをハナへ行っての楽勝勝ちで、3走前は今回と同舞台の東京マイルを好位から差し切っている。スタートで出遅れることはなさそうなのは多頭数レースで強調材料、また鞍上は同馬で2戦2勝のミルコで折り合いの心配がないのは安心材料だ。お父さんのファインニードルは古馬になってから本格化したので当馬も完成されるのは先だろうが、新馬からマイルだけを走ってきており若馬なりにマイルの競馬は覚えた感はある。

◎ 10 オオバンブルマイ

◯ 12 クルゼイロドスル

▲ 13 ドルチェモア

△ 18 ダノンタッチダウン

×  7 オールパルフェ

× 15 カルロヴェローチェ

×  2 モリアーナ

2023天皇賞・春予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 この馬ピックアップ! 】

査定1位はタイトルホルダー。前走の日経賞は2着を1.3秒も離す楽勝の競馬であった。脚質的には選択肢がない馬ではあるが、それが鞍上に向いているというか横山和騎手にしても経験を積んでいるとはいえ道中に脚を溜めてタイミングを測ってドスン!というような手綱さばきは未熟であるが、前目&好位のスムーズな位置でスムーズな競馬であれば馬の脚を使い切れるようにはなっているのでタイトルホルダーに関しては安心感はある。当日は雨予報だがリニューアル後の京都競馬場であり馬場が悪くなったとしても前走の不良馬場程度のものだろう。

オッズは4強が予想され、タイトルホルダーが抜けたとしてもジャスティンパレス・ボルトグフーシュ・アスクビクターモアの選択で悩まれている人も多いと思うが査定3位のボルトグフーシュを2番手にみたい。枠は13番と恵まれなかったし、前走では勝馬ジャスティンパレスにコンマ3秒差の2着であるが、その前走では1番人気に支持されており叩き2戦目で58キロなら馬体格のある当馬が走ってきそう。またジャスティンパレスは中京&阪神は走るが、東京&中山はイマイチとムラがあるが、こちらは競馬場問わず走ってくるところに京都競馬場での走りに期待を持たせよう。

穴っぽいのは雨予報が味方した時のブレークアップか。父ノヴェリストー母父クロフネといかにも道悪が強そうで新馬の鞘重こそ結果は出てないが、重馬場1戦1勝・鞘重2戦2勝(新馬除く)との結果が裏付けている。鞍上は前走に続いて松山騎手というのも良いし、ここにきて重賞でも結果が伴ってきている成長カーブと、天気含めた全ての面で追い風が吹いているように思える。

◎  3 タイトルホルダー

◯  1 ジャスティンパレス

▲ 13 ポルトグフーシュ

△  6 アスクビクターモア

△ 12 ブレークアップ

×  2 ディープモンスター

× 16 シルヴァーソニック

× 14 マテンロウレオ

2023皐月賞予想

※査定表は当日の馬場状態は考慮されておりません。

【 レース展望 】

今年の皐月賞は一言で行って混戦といえる上に当日の天気次第だが馬場も少し悪くなるようだ。また人気上位の馬においてもスタートから納まるところで折り合ってラストを追うといった横綱相撲をしてスンナリ勝てるような抜けた馬はいない。そうなると騎手であり今年の皐月賞はリスクを取りにいく思い切った乗り方をした騎手が勝つとみる。最初から最後までリスクを取るような乗り方は無謀と言えるが、「スタート〜ポジション取り」「道中」「仕掛けどころ」「勝負どころ」のどこかのタイミングでリスクを承知で勝負し、それに応えた馬が皐月賞馬となるはずだ。人気になりそうなファントムシーフ・フリームファクシ・トップナイフは中程の枠、ダノンタッチダウン・タスティエーラ・べラジオオペラは外寄りの枠でこれらの馬は鞍上の思惑通りに動けそう。一方ソールオリエントが最内1番枠であり乗り方が限定されそうだ。大穴とも言えるがメタルスピードも面白い一頭だ。大きいところではからきし結果を出せない津村騎手だが陣営が「乗りやすい馬」といい、調教での出来に手応えがあった鞍上も「混戦ムードだし一発狙う」と今までになく前向きな様子で17番枠がかえって思い切りの良さを引き出しそうな感じがする。

◎ 12 ダノンタッチダウン

◯  7 ファントムシーフ

▲  1 ソールオリエント

△  9 ホウオウビスケッツ

△ 14 タスティエーラ

× 17 メタルスピード

×  8 トップナイフ

× 15 べラジオオペラ